【初心者向け】Webエンジニアにおすすめ資格3つ紹介!

IT業界は実務経験が重視される傾向にありますが、そんな中でも『資格取得を通して技術を体系的に学びたい!』『勉強を通して更に成長したい!』とお考えの駆け出しエンジニア、あるいは未経験からの転職をお考えの方は多いのではないでしょうか?
今回は、未経験で何もわからない状態から運よくWEBエンジニアとなり、その後資格を取得しながら現在もなんとか振るい落とされずにエンジニアとして働いている私が、駆け出しの頃に取得して特に役立ったな~と感じている資格を3つご紹介します!

『基本情報技術者試験』

IT全般の知識を幅広く得ることができる資格です。

試験概要

ITエンジニアの登竜門的存在の国家資格です。

試験範囲は、セキュリティ、コンピューター構成要素、アルゴリズム、ハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク、データベース、システム開発、プロジェクトマネジメントなど非常に幅広く、こちらの学習を通して、IT全般の基本的な知識を得ることができます。

2023年4月から受験形式がCBT方式となることで下記のように変わり、以前よりも受験しやすくなりました。

  • 年2回(上期・下期)のみの開催から、受験者が都合の良い時期・日時を選択して随時受験が可能な通年試験化
  • 試験時間が午前と午後ではなく、都合の良い時間帯での受験が可能に
  • 不合格時の再受験可能日が30日後に

詳しくはこちらをご覧ください。

IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

情報処理推進機構(IPA)の「基本情報技術者試験」に関する情報です。 …

尚、初心者向けの資格として『ITパスポート』があげられることがあるのですが、エンジニアとしてキャリアをスタートするには、まずこちらの基本情報技術者試験を受験されることをオススメします。
(ITパスポートは開発を行うエンジニア向けではなく、ITを利用する方向けの資格です。)

取得してよかった点

特に駆け出しの頃は

  • 現場で支持されることや、周囲が話している内容がわからない
  • 簡単な作業でも周辺で何が行われているかわからず調べるのに時間がかかってしまう
  • 言われたままに指示されたとおり作業を行ったが、自分が何をしているのかよくわからない

という壁に直面しがちです。

ですが、基本情報を取得してからそういった経験が格段に減りました!

指示された内容もスムーズに理解し、『最終的にどういうことがしたいから今何をしなければならない』と考えることができる場面が増えたように感じます。

取得期間/勉強法

数年の実務経験を経た状態で、3週間ほど勉強し取得しました。

偉そうに言っておいて1年目にとってないのかよ!って感じですよね(笑)

実は何度も取得を試みたのですがテキストを読むとどうしても眠くなってしまい先延ばしにしてしまいました。

さすがにこのままではだめだ!と一念発起し、学習方法をテキスト重視ではなく、過去問や予想問題を解きつつ解説を読み、それでも理解できない場合はテキストを読み込むという方法をとることで、短い期間での取得を達成することができました。

文系の方は序盤の2進数、n進数の計算など数学の知識に心砕けがちなので、そういう方は勉強の順序を変えるのもオススメです。

取得した今ではもっと早く頑張って取得しておけばよかった!と心底後悔しています。

それくらい個人的には、取得前と取得後では見える世界が変わりました。

『Oracle Certified Java Programmer, Silver SE 8』

Javaの基本的な技術を身に着けることができます。

試験概要

通称Java Silver、現在の正式な試験名称は『Java SE 8 Programmer I』です。
※SE8の試験は2025年7月16日に配信終了となってしまったため、現在SE11・17が受験対象となります。
Javaアプリケーション開発に必要とされる基本的なプログラミング知識を有し、上級者の指導のもとで開発作業を行うことができる開発初心者向け資格です。
ちなみに更に初心者向けの通称『Java Bronze』も取得しましたが、Silverと範囲が被っていますし
難易度的にもあまり大差ないように感じましたので、個人的にはSilverからの取得をオススメします。
さらに上級者向けの資格として『Java Gold』も存在しています。
詳しくはこちらをご覧ください。

取得してよかった点

それはずばり、『ソースを読む力が強化されたこと』です。
会社の研修でJavaを学習し、満を持して現場デビューしたのですが、そこで待ち受けていたのは研修の時に見ていたソースとは桁違いの規模のソースコードでした。
特に駆け出しの頃は、1からソースを書くよりもすでに存在する機能を追加・改修する作業を任されることが多いかと思うのですが、それをするにはまずソースを読むことができなくてはなりません。
こちらの資格を取得後は、そのソースコードが何を意図して書かれているのか理解したうえで作業を行うことができるようになったように感じます。

取得期間/勉強法

社内研修とJavaでの開発現場経験半年ほどを経た状態で、約1か月ほど勉強し取得しました。
java Bronzeはすでに取得していましたし、他の言語よりも好きな言語でしたので比較的すんなり取得できました。
黒本を8割~9割は正解できるように解きまくり挑みました。

『ORACLE MASTER Bronze SQL 12c』

SQLの基本的な技術を身に着けることができます。

試験概要

『ORACLE MASTER Bronze SQL 12c』と『ORACLEMASTER Bronze DBA 2019』の2つに合格すると『ORCLE MASTER Bronze Oracle Database 12c』を取得できるという試験でしたが、『ORACLE MASTER Bronze SQL 12c』は2022年8月15日に配信終了となり、現在は『ORACLE MASTER Silver SQL 2019』となっています。
『ORACLE MASTER Silver SQL 2019』はDBを操作する言語SQLに関する知識を問われる資格、『ORCLE MASTER Bronze Oracle Database 12c』はOracle Database のアーキテクチャや Oracle Database の構成・データベースの日常的な運用管理に関する知識を問われる資格です。
詳しくはこちらをご覧ください。

取得してよかった点

WEBエンジニアと聞くとHTMLやJavaScriptの知識の方が必要じゃないの?とお考えの方は多いと思うのですが、実はデータベースに関する知識も必須となります。
こちらの資格を取得することで、難易度の高いものでなければ、ある程度のSQLは理解し扱えるようになりとても助かっています。

取得期間/勉強法

お恥ずかしい限りですが研修を終えたころに一度受験し、落ちました。。。
その後数年の実務経験を経た状態で、1か月ほど勉強し取得しました。
一度落ちた私がいうのは何ですが(笑)そこまで難易度の高くない言語ですし、SQLは流行り廃りのない知識・技術となりますので、駆け出しの頃にパパっと取得してしまうことをオススメします。
ping-tという学習サイトで無料の問題集が公開されており、そちらを8割~9割は正解できるように解きまくり挑みました。

おわりに

初心者向けWebエンジニアにおすすめ資格を3つ紹介いたしました!

まずは無料説明会・体験セミナー

テックドリームは無料のプログラミングスクールです。「プログラマってどういう仕事?」「自分にできるのかな?」という方も、まずは体験セミナーでプログラミングに触れてみませんか?テックドリームは未経験の方を丁寧にサポートする体制をご用意しています。不安なことや、入校までの疑問点なども気軽にご相談いただけます。

Webかんたん予約

専用の予約フォームより、およそ60秒で簡単にお申込みいただけます。

電話でのご予約

Webかんたん予約ができない場合や、ご質問がございましたら、お気軽にお電話ください。

0120-262-242
9:00~18:00(土日祝を除く)
最新情報をチェックしよう!
>テクド・リム

テクド・リム


「テクドリ」の公式キャラクター。
エンジニアだった父の影響を受けて、夢に向かって日々勉強に励むエンジニアのタマゴ。
夢は「世界を変える、すごいエンジニアになること!」

彼女が通うプログラミングスクールについては「テクドリとは」ページにて紹介中!

CTR IMG