この記事では、テックドリームの講師がプログラミングについて、未経験の方にも分かりやすくご紹介いたします!
今回はJavaにおいての「ループ」とは何か、書き方など具体例を踏まえながら解説します。
ループとは
ループとは、指定された回数分や特定の条件を満たしている間、処理を繰り返し実行し続けることです。
Javaではループを実現する構文として、以下が用意されています。
- for文
- 拡張for文
- while文
- do while文
この記事ではfor文・拡張for文を解説します。
while文・do while文は別の記事で解説しています。
この記事では、テックドリームの講師がプログラミングについて、未経験の方にも分かりやすくご紹介いたします! 今回も引き続き、Javaにおいての「ループ」について具体例を踏まえながら解説します。 ループとは ループとは、指定された回数分や[…]
for文
決められた回数分ループする際によく使用します。
for文の書き方
for (①初期化式; ②条件式; ③変化式) {
//繰り返す処理
}
①初期化式・・・繰り返しを行う前に1度だけ実行される式
②条件式 ・・・繰り返す条件
③変化式 ・・・繰り返す処理が1回実行された後、次の繰り返しの前に実行される式
// 1~50まで表示
for (int i = 1; i <= 50; i++) {
System.out.println(i);
}
上記のプログラムの処理の流れは以下の通りになります。
- ①初期化式を実行(int i が1で初期化される)。
- ②条件式を評価(i が50以下であるか評価される)。
評価結果がTRUE 3へ 評価結果がFALSE 6へ - ブロック内の処理を実行 (iの値が表示される)。
- ③変化式が評価される(iが1増える)。
- 2へ戻る。
- ループ終了。
for文と配列
for文によって配列を効率よく利用する事ができます。
配列については過去の記事をご参照ください。
この記事では、テックドリームの講師がプログラミングについて、未経験の方にも分かりやすくご紹介いたします! 今回はJavaにおいての「配列」とは何か、書き方など具体例を踏まえながら解説します。 配列とは 1つの値を保管できる変数に対して[…]
配列のインデックスには変数も利用可能であるため、ループで使用するカウンタ変数を配列のインデックスとして利用できます。
String[] strArray = {"あ", "い", "う", "え", "お"};
// strArrayの要素数分ループ
for (int i = 0; i < strArray.length; i++) {
// カウンタ変数iをインデックスとして利用
System.out.println(strArray[i]);
}
拡張for文
配列やコレクションの要素へ順次アクセスする場合には拡張for文も利用できます。
拡張for文の書き方
for (型 変数名 : 式) {
//繰り返す処理
}
String[] strArray = {"あ","い","う","え","お"};
//strArrayの要素数分ループ
for (String tmp : strArray) {
//strArrayの要素を順次表示
System.out.println(tmp);
}
拡張for文は順次アクセスのみ可能ですので、順次アクセス以外を実現させたい場合には通常のfor文を使用しましょう。
まとめ
今回はJavaのループの書き方としてfor文と拡張for文をご紹介しました。
次は、while文、do-while文をご紹介します。
この記事では、テックドリームの講師がプログラミングについて、未経験の方にも分かりやすくご紹介いたします! 今回も引き続き、Javaにおいての「ループ」について具体例を踏まえながら解説します。 ループとは ループとは、指定された回数分や[…]
当スクールは無料のプログラミングスクールです。6ヶ月以上の学習期間が設けられており、未経験者でも安心してじっくり学べます。さらに、卒業後の就職、転職活動は不要です。運営企業のメディアファイブが正社員のITエンジニアとして採用します。ご興味のある方は、無料説明会・体験セミナーをぜひご予約ください。