【Java】ループとは?②while文の書き方【未経験者向け】

この記事では、テックドリームの講師がプログラミングについて、未経験の方にも分かりやすくご紹介いたします!
今回も引き続き、Javaにおいての「ループ」について具体例を踏まえながら解説します。

ループとは

ループとは、指定された回数分や特定の条件を満たしている間、処理を繰り返し実行し続けることです。

Javaではループを実現する構文として、以下が用意されています。

  • for文
  • 拡張for文
  • while文
  • do while文

この記事ではwhile文・do while文を解説します。

for文・拡張for文は別の記事で解説しています。

while文

While文は条件を満たす間ループを繰り返す際に使用します。

while文の書き方

while (条件式)  {
 //繰り返す処理
}

int number = 1;

//numberの値が100より小さい間ループ
while (number < 100) {
  System.out.println(number);
  number *= 2;
}

上記のプログラムの4行目以降、ループ部分の処理の流れは以下の通りになります。

  1. 条件式を評価(numberが100より小さいか評価される)。
    評価結果がTRUE 2へ
    評価結果がFALSE 4へ
  2. ブロック内の処理を実行(numberの値を表示、numberに2を掛けた値を代入する)。
  3. 1へ戻る。
  4. ループ終了。

実行結果

1
2
4
8
16
32
64

do while文

do while文は、while文と同じく、条件を満たす間ループを繰り返す際に使用しますが、先にブロック内の処理を行ってから条件式を評価します。

do while文の書き方

do {
 //繰り返す処理
} while (条件式);

int number = 100;

do {
  System.out.println(number);
  number *= 2;

//numberの値が100より小さい間ループ
} while (number < 100);

上記のプログラムの3行目以降、ループ部分の処理の流れは以下の通りになります。

  1. ブロック内の処理を実行(numberの値を表示、numberに2を掛けた値を代入する)。
  2. 条件式を評価(numberが100より小さいか評価される)。
    評価結果がTRUE 3へ
    評価結果がFALSE 4へ
  3. 1へ戻る。
  4. ループ終了。

実行結果

100

while文とdo while文の違い

前述の通り、条件式の評価がブロック内の処理より前に行われるか、後に行われるかという違いがあります。
条件に関わらず必ず一度は実行させたい処理がある場合は、do while文を利用しましょう。

まとめ

今回はJavaのwhile文、do while文の書き方をご紹介しました。
次回は無限ループや繰り返し文の制御(break・continue)についてご紹介します。

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