この記事では、テックドリームの講師がプログラミングについて、未経験の方にも分かりやすくご紹介いたします!
今回も引き続き、Javaにおいての「ループの制御」について具体例を踏まえながら解説します。
ループの制御
ループとは、指定された回数分や特定の条件を満たしている間、処理を繰り返し実行し続けることです。
ループについては過去の記事をご参照ください。
この記事では、テックドリームの講師がプログラミングについて、未経験の方にも分かりやすくご紹介いたします! 今回はJavaにおいての「ループ」とは何か、書き方など具体例を踏まえながら解説します。 ループとは ループとは、指定された回数分[…]
この記事では、テックドリームの講師がプログラミングについて、未経験の方にも分かりやすくご紹介いたします! 今回も引き続き、Javaにおいての「ループ」について具体例を踏まえながら解説します。 ループとは ループとは、指定された回数分や[…]
「ループを途中で抜けたい」「特定の条件下でループ処理をスキップしたい」というようにループを制御する際には以下を使用します。
- break
- continue
break文
break文を使用すると、ループの途中で処理を終了し抜けることが出来ます。
主にif文と組み合わせて使用します。
break文の書き方(for文内で使用する場合)
for (ループの条件式) {
if (条件式) {
break;
}
}
// 10回ループ
for (int i = 1; i <= 10; i++) {
// iが7になったらループを終了する
if (i == 7) {
System.out.println("===終了===");
break;
}
System.out.println(i);
}
実行結果
1
2
3
4
5
6
===終了===
continue文
continue文を使用すると、後続処理をスキップして次のループ処理を行います。
continue文の書き方(for文内で使用する場合)
for (ループの条件式) {
if (条件式) {
continue;
}
}
// 10回ループ
for (int i = 1; i <= 10; i++) {
// iが7になったらループをスキップする
if (i == 7) {
System.out.println("===スキップ===");
continue;
}
System.out.println(i);
}
実行結果
1
2
3
4
5
6
===スキップ===
8
9
10
ループの制御を使ったサンプルコード
それでは、breakとcontinueを使った簡単なサンプルコードを書いてみましょう。
サンプルコード
public class Sample {
public static void main(String[] args) {
// 20回ループ
for (int i = 1; i <= 20; i++) {
// iが偶数の場合はスキップ
if (i % 2 == 0) {
continue;
}
System.out.println(i);
// iが15になったら終了する
if (i == 15) {
break;
}
}
}
}
実行結果
1
3
5
7
9
11
13
15
まとめ
今回はループの制御についてご紹介しました。
breakやcontinueを活用することで、ループを使用した処理の幅が広がります。
ぜひ覚えてください。
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