有名なプログラミング言語の一つとして、Javaがあります。
この記事では、プログラミング言語の「Java」とは何か、プログラミング未経験者の方に向けてその特徴や学習するメリットとデメリットを、無料プログラミングスクールのアキバ・テックドリーム・アカデミー(テクドリ)が簡単に紹介いたします!
Javaとは
Javaとは、1996年にサン・マイクロシステムズ社によって市場リリースされたプログラミング言語です。2010年にオラクル社がサン・マイクロシステムズ社を吸収合併し、現在のJavaの版権はオラクル社に移行しています。
処理速度が速く、汎用性、安全性の高いプログラミング言語で、約30年がたった今でもエンジニアの圧倒的な支持率とシェアを誇っています。Google社が開発で採用することが多い三大言語(Java、C++、Python)として数えられており、実際にエンジニアの現場でもよく使われています。
プログラミング言語については別の記事で紹介しています。
プログラミング言語とは、人間(プログラマー)がコンピューターに命令を伝えるための言語であり、ソフトウェア開発やコンピューターの制御に欠かせないものです。初心者でも簡単に学べる言語から、高度な処理を行うための言語まで、さまざまな種類があります[…]
テクドリのカリキュラムも、このJava言語でのプログラミングを軸に学ぶ内容となっています!
Javaで開発できるもの
Javaで開発できるものは幅広く、大体のものを開発することが可能です。
代表的なものとしては、下記の通りです。
- Webアプリケーション
- スマートフォンアプリ
- PCアプリ
- ゲームソフト
- 家電・IoTの組み込みソフトウェア
など
Javaの特徴
Javaの主な特徴として、下記があります。
- ほとんどのOSで動作可能
- オブジェクト指向
- メモリの管理
- 強固なセキュリティ
ほとんどのOSで動作可能
Javaは、WindowsOS・MacOS・LinuxOSなど、ほとんどのOSでも動作します。
これは、各OSに用意されたJVM(Java Virtual Machine)によって実現可能になっています。
JVMとは
JVMとは、 Java仮想マシンのことでデバイスの種類やOSに依存せず、Javaプログラムを動かすための環境を提供するものです。
そのおかげで、パソコンではなくスマホ向けのiOSなど、多種類のデバイス・OSで、プログラムを実行できます。
Javaのスローガンとされている「Write once,Run anywhere(一度書けば、どこでも使える)」は、一度プログラムを書けば、そのプログラムはどんなコンピューターでも動作できるという特徴を表現しています。
オブジェクト指向
オブジェクト指向とは、プログラムをオブジェクトと呼ばれる小さな部品に分割し、それらのオブジェクトを相互に連携して機能するように設計する手法です。
プログラムが部品として分割されることにより、複数人で機能ごとに担当部品を分けて開発、修正したり、一部部品を別のシステムに再利用することも可能になります。
メモリの管理
Javaはガベージコレクションという機能によって、メモリの効率的な利用が可能です。
ガベージコレクションとは、使わなくなったメモリを自動的に解放してくれる機能です。直訳すると「ゴミ収集」という意味です。
これにより、メモリが解放されずに無駄に使用され続けるのを防ぐことができます。
強固なセキュリティ
Javaアプリケーションはサンドボックス内で実行され、アクセスできるリソースや操作をコントロールし、不正なアクセスを防いでくれるためセキュリティ性が高いです。
サンドボックス(sandbox)とは、外部から受け取ったプログラムを隔離・保護された領域で動作させて、システムが不正に操作されるのを防ぐセキュリティ・システムです。
Javaを学ぶメリット・デメリット
未経験からITエンジニアを目指す方が、Javaを学ぶメリット・デメリットについて紹介いたします。
Javaを学ぶメリット
Javaを学ぶメリットは主に以下の通りです。
- 求人数が多い傾向にある
- コミュニティが大きく情報が豊富
求人数が多い傾向にある
Javaはその処理速度の速さやセキュリティの高さから、大規模な企業アプリケーションに使われることが多く、金融業界、保険業界、政府機関などで広く採用されています。
さらに、Webアプリケーションやゲーム開発、Androidなどのスマートフォンアプリ開発など、様々なアプリの開発に使用されていることから必然的に求人が多い傾向にあります。
コミュニティが大きく情報が豊富
Javaは長い歴史を持ち、世界中に多くの開発者がいます。このため、学習中に問題が発生しても書籍やインターネット上で解決策を見つけやすいです。
Javaを学ぶデメリット
Javaを学ぶデメリットは主に以下の通りです。
- 初心者には難易度が高い
初心者の独学には難易度が高い
Javaは比較的文法やルールが多く、コード量が多くなりやすい言語です。また、オブジェクト指向を採用しているため、この概念を理解するのに時間がかかることがあります。
さらに環境構築でインストールするツールが多いことなどが、プログラミング初心者へのハードルになるかもしれません。
テクドリでは、未経験者向けのプログラミングのカリキュラムの中でJavaを使用します。独学での学習はハードルが高いJava言語ですが、現役エンジニアの講師がサポートしますので、分からないところがあっても、すぐに解消できます。
Javaについて
今回はJavaについて解説しました。
Javaとは、処理速度の速さと汎用性、安全性の高さから圧倒的な支持率シェア率を誇るプログラミング言語です。
Javaの特徴としては下記があります。
- ほとんどのOSで動作可能
- オブジェクト指向
- メモリの管理
- 強固なセキュリティ
未経験者がJavaを学ぶメリットは下記の通りです。
- 求人数が多い傾向にある
- コミュニティが大きく情報が豊富
未経験者がJavaを学ぶデメリットは下記の通りです。
- 初心者には難易度が高い
難易度の高さはありますが、身に付けると求人に強く、オブジェクト指向の基礎を学ぶことで他のプログラミング言語が習得しやすくなるため、おすすめの言語です。
Javaは文法が厳格なため、大規模なシステムで多く利用されている印象があります。
当サイトではJavaの講座記事も配信していますので、実際にJavaでのプログラミング学習に取り組みたい方は、ぜひご参考ください!
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