チャットツールとは
ネット上でユーザー同士がメッセージのやり取りを行うソフトやアプリのことです。
その中でもビジネス向けに作られているものをビジネスチャットと言います。
代表的なものは、Slack、Microsoft Teams、Discord 、Chatwork、Mattermostなどが挙げられます。
メールとの違い
メールでは宛先や件名、挨拶や署名などで長文になりがちです。しかし、チャットでは用件だけを入力することが多いので、比較的短文になることが多いです。
また、メールは複数人でやり取りをすることには向いていませんが、チャットではグループを作ることで複数人でのやり取りをすることができます。
その他にも送信後のメッセージの編集や削除、スタンプ機能などメールにはない機能があります。
アプリ開発におけるチャットの使い方
バク報告やコードの修正をチャットのログに残すことでエラー内容の共有や、対応者が誰かが分かりやすくなります。
また、リモートワークでメンバーと離れていてもチャットやオンライン通話などで、進捗報告や質問、定例会議などが行えます。
よく使われるチャットツールの特徴
Slack
部署やプロジェクトごとにチャンネルを作ることができるため、チャットの管理がしやすいです。
GitHubやGoogle Calendar、Zoomなど様々な外部サービスと連携することができます。
Microsoft Teams
ExcelやPowerPoint、OutlookなどのMicrosoft製品と連携することで共同編集やスケジュール管理などが行えます。
Office 365のプランに含まれているので、Office 365が導入されていれば追加料金なしで利用することができます。
Discord
画面共有やビデオ通話、ボイスチャットなどが無料で行うことができます。
タスク通知や自動メッセージ送信などをすることができるBOTを使うことができます。
Chatwork
国産のチャットツールなので、ほかのチャットツールと異なり、日本語サポートが充実しています。
Chatworkに登録しているユーザーを検索できるので、社外の人ともコミュニケーションをとることができます。
Mattermost
オンプレミス運用(自社内でサーバー運用すること)ができるので、他のチャットツールより情報漏洩リスクが低いです。
ソースコードが無償で公開されているので、実質無料でカスタマイズして利用することができます。
初学者がチャットツールを使うポイント
初学者の場合、どのような原因でエラーが起こっているかが分からないことが多いと思います。その際に、疑問点を文章に起こして質問することで、自分の疑問点を明確にすることや、相手に分かりやすく伝えることができます。
また、大事な情報を見逃さないために、通知が来たらチャットを見る癖をつけておくことも大切です。
まとめ

チャットツールを使うことで、業務を円滑に進めることができます。特に開発の環境では多くの人が関わるため、情報共有や伝達のスピードが重要なため、チャットツールが多く利用されています。
今回紹介したチャットツール以外にも様々なチャットツールがあります。会社や現場に合うツールを使いこなせるようにしましょう。
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