「未経験 エンジニア」「未経験 プログラマ」で検索した際にサジェストで「やめとけ」と出たことはありませんか。
未経験からエンジニアになるのは、本当にやめたほうがいいのでしょうか。
「やめとけ」と言われてしまう理由とその解決策を未経験者向けの無料プログラミングスクールテックドリームが解説します。
「やめとけ」と言われる理由・解決策
未経験からITエンジニアになるのを「やめとけ」と言われるのには主に下記のような理由があります。
- ブラック企業が多い。
- 下儲け構造になっている。
- 学習し続ける必要がある。
順を追って解説、またその理由の解決策をご紹介いたします。
ブラック企業が多い
一般的にはエンジニアの仕事は残業時間が長いというイメージが定着しています。そのため、IT業界にはブラックな企業が多いと思われている方もいるでしょう。
プロジェクトや職種によっては、時間外労働が多くなる場合もあります。また、休日出勤があることも珍しくはありません。
実際、厚生労働省から公開されている「毎月勤労統計調査 令和4年分結果確報（令和5年2月24日）」によると、全体の平均月所定外残業が10.1時間なのに対して、ITが含まれる情報通信業は15.7時間となっており、統計上では他業種と比べて残業時間が長くなっています。
しかし、厳しく残業規制を行っている企業も増えており、選び方によってはホワイトな環境でエンジニアとして働くことができるでしょう。
なお、メディアファイブでは36協定の上限（限度時間）よりも厳しい、メディアファイブ独自の時間外労働指針を策定しています。当社では働きやすい環境を整えるため、徹底した対策を実施しています。
下儲け構造になっている
SIer（エスアイヤー）と呼ばれるクライアントからシステム受託開発を直接受注した開発会社（元請け）が、その開発作業を分担して別の協力会社（下請け）に委託することが多くあります。
これを一次請け・二次請け…と下請け企業が更に下請けを繰り返すこともあり、それを理由に「やめとけ」というサジェストが出ているとも考えられます。
未経験者のエンジニアは、下請けに多いSES（システムエンジニアリングサービス）にてキャリアをスタートすることが多くあります。
SES企業の場合は、設計・開発やテストなど下流工程の担当が中心となるため、プロジェクト管理や要件定義など上流工程を目指す方にとっては、そのキャリアを積める可能性が低くなります。
メディアファイブでは、SIとSESの両方で事業展開しています（メディアファイブの採用サイトを開きます）。
まずはSES案件で設計・開発などの技術的なキャリアを積んだ後、SI案件でプロジェクト管理や要件定義など技術以外のキャリアを拡げ深めるキャリアパスを選択することが可能です。
学習し続ける必要がある
IT業界は技術革新のスピード感が速いため、エンジニアになったら安泰ということはなく、新しい知識を常に学び続ける姿勢が求められます。例えば、プログラミング学習に抵抗が無く、むしろ楽しんで行える人などは向いている職業ともいえます。
最新の技術知識やシステム化対象の業務知識を学んでいくほか、資格取得（試験合格）のための学習も目標の一つとしておすすめです。
メディアファイブでは、社員の資格取得を促進するため、人事評価制度の一環で推奨資格のリストを設けております（メディアファイブの採用サイトを開きます）。
推奨資格を取得した社員は、その報酬として日々の勤務の評価とは別に「資格ポイント」が付与されます。
推奨資格には難易度や社会的需要によってランク付けをしており、資格ランクによっては、取得した社員は取得していない社員より4年分のスピード昇給ができます。もちろん、受験費用の援助などもございます。
未経験ITエンジニアを「やめとけ」と言われる理由について
未経験からITエンジニアになるのを「やめとけ」と言われる理由と解決策について解説いたしました。
主な理由は下記の通りです。
- ブラック企業が多い。
- 下儲け構造になっている。
- 学習し続ける必要がある。
ですが、「やめとけ」と言われる理由は、企業選びや就職後のスキルアップなどによって回避できます。
また、未経験からITエンジニアになることはメリットもあります。
未経験からITエンジニアに転職するメリットについては別の記事があります。ぜひ参考にしてください。
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