本記事では、プログラミング初心者向けに向けて「ストレージとは何か」について、分かりやすく解説いたします!
なお、本記事を執筆したのは、プログラミングスクール「アキバ・テックドリーム・アカデミー」(以下、テクドリ)の運営企業であるメディアファイブ株式会社(以下、メディアファイブ)に所属している現役のITエンジニア職の社員です。
ストレージとは
ストレージとは、パソコンやスマートフォンといったデバイスのデータを長期間保管する場所のことです。「補助記憶装置」とも呼ばれます。
画像や動画、文書、アプリケーションなど、さまざまな形式のデータがストレージに保存されます。
ストレージとメモリの違い
ストレージ(補助記憶装置)と混同されやすい記憶装置として「メモリ(主記憶装置)」があります。
ストレージがデータを長期的に保管しておく場所であるのに対し、メモリはデータを一時的に保存しておく場所です。
Webサイトの閲覧やファイルを編集する場合など、処理に必要なデータやプログラムは一時的にメモリに保管されます。
つまり、ストレージは長期的な保管ができる棚、メモリは一時的な作業台のようなものだと考えて良いでしょう。
それぞれの役割から、メモリ容量が大きくなると処理速度が速くなり、ストレージ容量が大きくなると保存可能な容量が大きくなるといえます。
メモリについては別記事にて詳しく解説しております。
プログラミング初心者向けに、プログラムと関係性の高いパソコンなどのコンピューターおける「メモリ」とは何かについて、分かりやすく解説いたします! なお、この記事は未経験者向け無料プログラミングスクール「アキバ・テックドリーム・アカデミー[…]
ストレージの形態
ストレージには下記の形態があります。
- 内部ストレージ
- 外部ストレージ
- オンラインストレージ
内部ストレージ
内部ストレージとは、デバイスに初めから内蔵されているストレージのことです。主に、デバイスのメインストレージとして利用されています。
容量が足りなくなった場合は容量アップや交換が可能ですが、専門的な知識や技術が必要となるため、外部ストレージやオンラインストレージを利用することをおすすめします。
内部ストレージの種類として下記が挙げられます。
- HDD(ハードディスクドライブ)
- SSD(ソリッドステートドライブ)
- フラッシュメモリ
外部ストレージ
外部ストレージとは、デバイスに接続して使用する外付けのストレージのことです。
取り外しが簡単なため、誰でも手軽に利用できます。また、複数のデバイスで使用できるため、外部ストレージを利用してデバイス間でデータを共有できます。容量が大きいものについては、データバックアップのために利用されることもあります。
外部ストレージの種類として下記が挙げられます。
- USBメモリ
- SDカード・microSDカード
- 外付けHDD・外付けSSD
オンラインストレージ
オンラインストレージとは、インターネットを介してサーバーにデータを保管するストレージのことです。
インターネット上にデータを保管しているため、デバイスが故障した場合もデータが消える心配はありません。ネットが繋がる環境であれば、原則どのデバイスからもアクセスできるため、容易にデバイス間でデータを共有できます。
オンラインストレージの種類として下記が挙げられます。
まとめ
ストレージとは、デバイスのデータを長期間保管する場所のことです。
記憶装置にはストレージの他にメモリがあります。ストレージとの違いとして、メモリは一時的な作業スペース、ストレージは長期的な保管スペースとして考えられています。
ストレージの形態には、下記のようなものがあります。
- デバイスに初めから内蔵されている「内部ストレージ」
- デバイスに接続して使用する「外部ストレージ」
- ネットワークを介してサーバーにデータを保管する「オンラインストレージ」
特徴を理解して、目的に合ったストレージを選びましょう!
また、プログラミング学習に必要なストレージのサイズについては別の記事で紹介しております。
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