テクドリの卒業生インタビューについて
本記事は、無料プログラミングスクール「アキバ・テックドリーム・アカデミー」(以下、テクドリ)の卒業生に対して、テクドリの講師がインタビュー取材したものです。
前職の思い出や転職しようと考えたきっかけ、テクドリに入校して学んだこと、ITエンジニアとして就職して思うことなどを丁寧に聞き出しています。
まったくのIT未経験からプログラミングを学び、プログラマーとしてITエンジニアへの転職に成功した経験を、貴重な生の声で語っていただいています。
今回のインタビュー対象者
今回、インタビュー取材にお答えいただいたのは、取材時点でITエンジニア歴が約7年を経た後、現在は営業職で活躍しているUさん。
Uさんは、大学を中退後、手に職をつけたいと思い未経験でテクドリに入校し、ゼロからプログラミングを学び、現在はテクドリの運営企業であるメディアファイブ株式会社(以下、メディアファイブ)の正社員として働いています。
入校前について
テクドリ講師
今日は、エンジニア未経験からスクールを経てIT業界で活躍されているUさんにお話を伺いたいと思います。まず、前職は何をされていたんでしょうか?
テクドリ卒業生
実は前職という前職はないんですよね。大学時代にゲームをやりすぎて卒業できなかったので……。気がついたら20代前半で手に職もなくて「これはまずいな」と思ったのがエンジニアを目指したきっかけです。
テクドリ講師
もともとプログラミングの経験はあったんですか?
テクドリ卒業生
いや、まったくなかったです。学部も商学部だったので、完全に文系でした。
プログラミングスクールについて
テクドリ講師
そこからスクールに入ったわけですが、最初はどうでしたか?
テクドリ卒業生
難しすぎて、正直卒業できないかもしれないって思いました。Javaのメソッドの概念とかは本当に理解が追いつかなくて……。でも、苦しい時期を乗り越えて、Web基礎に入ったあたりから楽しくなってきました。そこからはサクサク進むようになりましたね。
テクドリ講師
研修を通じて、スキル面以外で楽しかった思い出はありますか?
テクドリ卒業生
研修の同期は一人しかいなかったんですが、前後の期の人たちとも仲が良くて、8人ぐらいで一緒にお昼を食べたり、飲みに行ったりしていました。横のつながりが増えたのは楽しかったですね。
ITエンジニアについて
テクドリ講師
スクール卒業後、社員として働き始めてから生活の変化はありましたか?
テクドリ卒業生
まず、定期的にお金をもらえるのはありがたいですよね(笑)ただ、アルバイト時代とは違って、仕事の責任が一気に増えました。
テクドリ卒業生
私の場合は人に恵まれたところです。教えていただく先輩、周りの同僚の方、あとは他社様とかも結構仲良くしてくださる方が多くて、人の繋がりに今も助けられている部分があると思います。
テクドリ講師
では、エンジニアになってから携わった案件について教えてください。
テクドリ卒業生
最初は東京に転勤して、Oracleデータベースのサポート案件に2年ほど関わりました。その後、インフラ系の運用保守やサーバー構築を経験し、お客さんとの折衝やスケジュール管理をするリーダー的な役割を担っていました。
テクドリ講師
その中で、思い出深い案件はありますか?
テクドリ卒業生
3年目に入った某ネット銀行の運用保守ですね。分からないことが多くて、先輩に怒られながら必死にやっていました。でも、その経験が今も活きているなと思います。
テクドリ講師
エンジニアの魅力は何だと思いますか?
テクドリ卒業生
やっぱり「手に職」がつくことですね。どこに行っても自分のスキルがあれば食べていけるという自信につながります。
テクドリ講師
では、エンジニアに向いている人はどんな人だと思いますか?
テクドリ卒業生
好奇心があって、自分を高めたいと思っている人ですね。
テクドリ講師
ちなみに、当時のスクールの講師の方はどんな人でしたか?
テクドリ卒業生
厳しくも優しい方でしたね。特にWeb基礎から担当していただいた講師の方には実践的な考え方を教えてもらえて、それもあってすごく楽しかったです。
テクドリ講師
その後、エンジニアから営業職に転向されていますが、どちらの仕事が良いと感じますか?
テクドリ卒業生
どっちもどっちですね(笑)SESという業態で働いているエンジニアの場合は現場の仕事をやれば問題ありませんが、その代わり課題を自分で解決しなきゃいけません。営業は顔見知りの多い社内で仕事がしていますが、数字を把握したり現場から上がってきた問題に対処する必要があります。でも、営業も楽しくなってきました。
テクドリ卒業生
今のところはないですね。営業としてもっと成果を出したいと思っています。
プログラミング未経験者の方へ
テクドリ講師
では、これからエンジニアを目指す人にメッセージをお願いします。
テクドリ卒業生
まずはやってみることが大事です。やめるのはいつでもできるので、一歩踏み出してみてほしいですね。意外といけるものですよ!
テクドリ講師
貴重なお話、ありがとうございました!
インタビュー動画を見る
テクドリの公式SNSでは、インタビュー動画を配信しております。映像でもぜひご覧ください。